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クリニカルパス [大腸癌]

調べてみると、クリニカルパス学会なるものもあるようです。知り合いの看護師さんも参加したことあるそうです。お医者さんだけでなく、看護師さんや薬剤師さんなんかの参加も多いみたいです。
そこそこの病院になると、このクリニカルパス作成委員会みたいなものも定期的に開かれているみたい。


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いろいろメリットがあるようですが、(ここでは大腸癌の例で話をすすめます)
まず、ほとんどの手術が定型化していて、手術自体の成績も安定しているので、術後の検査、食事、起こりうると考えられる合併症などもだいたい決まっている。
なので、手術前から退院まで基本的に流れが決まっている。それを明文化することで、新人ナースでも研修医君でもいつどんな検査をし、どんな項目をチェックする必要があるかの情報が共有できる。
基本的に同じように進むので、そこから外れれば、新人さんでもおかしいと認識できる。
そして、皆が同じ「流れ」を習得するので、何かが「もれる」ことが少ない。
よって、患者サービスの質が均一になります。

患者さんもあらかじめすべて予定が示されており、また、その日ごとの目標なども記載されていることから、安心できる。何の知識もなく、毎日毎日びくびくしなくて済みますよね。

父も入院前からこのクリニカルパス患者用というものを頂いていましたので、それを予習することで、今日は何日目だからこの検査があるとか、明日から食事が出るとか自分の治療を把握しながら入院生活を送ることが出来ました。
予定通りに進んでるってことは、皆と同じように順調に進んでるってことですもんね。多少傷が痛くても、安心感は違います。

よく考えられているものです。

調べたところによると、心臓のバイパス手術をクリニカルパスでやっているところもあるようです。心臓の手術も流れ作業のように進む時代なんですね。
(流れ作業ってのは良くないたとえかな?)

いやいや、医療の発展に感謝です。


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